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#44 けいの心臓の手術のこと - 11

 

さぁ手術の日が決まりました。手術は2ヶ月後の12月初旬です。

その前に術前検査があり、そしてその結果で手術が最終的に本決まりとなります。

 

ジャスミンどうぶつ循環器病センターでは、手術の24週間くらい前に、手術適応が決定した子の最終確認のための検査があります。血液検査、心臓エコー、レントゲンなどの詳細な検査を通して、その子の状況を再確認し手術に適応しているのか、手術に耐えうるのか、また他の病気がないかなどを細かくチェックします。

 

けいの場合は1124日に術前検査を行うことになりました。術前検査までに7週間ありましたので、

 

1) けいの体調を整えること

2) 入院、術後の準備を整えること

3) 仕事のやりくり

 

を頑張ることにしました。

 

 

まずはけいの体調を万全にしておきたいということと、前回の血液検査で問題までとはいかなくても若干気になっていた値を改善しておきたいと思いましたので、毎日のごはんの内容を少し見直しました。

けいの場合は血小板の数が少なめ、白血球の数も常に少なめ、肝臓に関する値で異常値が出やすいという傾向でした。以前 胆泥気味と言われていたこともあり胆汁の量を増やしたり、肝臓の負担を減らしたりするような食生活を目指さなくてはと思いました。

それまでは手作りとカリカリをその日によって食べていたのですが、ここからはけいの手術前の体力増強に向けて、徐々にカリカリを減らしていき、

手作りの内容の見直し改善したものとニュージーランドで作られている生食フリーズドライの製品と生の馬肉などをメインとした食事に移行していきました。

その頃のけいは、昔のダイエットの苦労もなんのその、少しでもごはんが軽めになってしまったりするとすぐ体重が減ってしまう傾向にありましたので、ちょくちょく体重を見ながらごはんと運動の量をチェックしていました。


次に、手術を受けた先輩方のインスタグラムやブログを拝見して、入院の準備です。術後や入院中の面会時、また回復期に用意するものの情報収集をしていました。皆さんのインスタやブログが本当に参考になりました。案外、必要だと思っていた術後服は入院中はあんまり必要ないのね、とか、入院の面会時に持って行くのに替えのタオルが結構必要、とか、傷口がまだ赤い時期に抱っこするのに便利なフワフワクッションベッドがあるといい、などなど。病院のICUに入れてあげるお気に入りのぬいぐるみや、替えに持って行く名前を書いたタオルの用意など、少しづつ準備していました。

 

また、準備するものの中でも一番気になっていたのがペット用カートです。けいがそれまで使っていたのは、輸入物のベビーカートみたいな形のタイプで、タイヤのクッション性も安定性もとてもよかったのですが、いかんせんけいの様子がよく見えなくて心配になってきました。手元からけいが座っている位置まで離れている感じがして心もとなくて。そんなとき、アメリカに帰国する友人が人間の子供に使用していたエアバキーを処分するということでそれを譲り受けました。早速エアバギーのショップに持って行きわんちゃん用にセットアップしてもらいました。ペット用アダプターを取り付け、タイヤを新品にし、コットとアクセサリーを購入しました。その日のうちにショップのお姉さんが組み立てて磨きあげてくれ、家まで歩いて乗って帰るときもすいすい楽ちん。荷物も詰めて便利な事この上なく。これで安心、病院から退院するときも、検診で通院するときも、安静期間に外の空気を吸わせたいときも、この、エアバキーさんがピカピカにしてくれた「中古のエアバキー」で安心です。

 

そうして準備をしながらも、めまぐるしい忙しい日々を過ごしていました。私は手術の前後の8週間すべての仕事を休むと決めて内外に宣言しておりましたので、休み前の駆け込みで入ってくる仕事で寝る間もない忙しさでした。けいとなるべく一緒にいたいと思う一方で、年末需要の中私の個人的な都合にわざわざ合わせてくださるクライアント達の期待とニーズに応えたい気持ちでいっぱいでした。そして最後に一番頭の痛い問題が・・・11月の初旬にどうしてもいかなければならないアメリカ出張があったのです。