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#35 けいの心臓の手術のこと - 2

Originally posted on February 19, 2018


Kapi'olani Park 2015

けいは2014年の7月に受けた初めての「ドッグドック」の心臓エコーで微量の逆流が指摘されました。その時はなんの症状もなく、心雑音も認められない段階でしたが、かかりつけの獣医師が別の深刻な病気を疑ったので即大学病院の循環器科を紹介されたのでした。それがけいが心臓を詳しく検査するようになったいきさつです。 結果、有難いことに深刻な別の病気は誤診でした。僧帽弁閉鎖不全症は、心雑音もまだ全くない無症状でしたので薬も必要とせず年に1度のの経過観察が始まりました。担当医は循環器学会の理事会に名前を連ねる有名な教授でした。後日かかりつけ医が「散財させちゃったね、ごめんね」とお詫びくださいましたが、逆流が見つかってよかったし今後も安心だからと感謝しました。今でも仲良しです(笑

 

そこから年に一度、心エコーで診てもらい逆流の量を画像で測り、薬を飲み出すタイミングを量っていました。6年以上のお付き合いになると、診察のたびに用意していた私の予習復習ノートも分厚くなってきて、回を追うごとに私もけいもその名高いベテランの教授を心から信頼し(今でも)、淡々とした説明の中にも優しい動物好きな感じを垣間見て、この先生に長年見ていただけて幸運だなぁと思っていました。(今でも)

 

2017年の11月の夜、けいが安静時に失神したことがあり、今その様子を思えば心臓由来ではないと思うのですが、当時は私は全て心臓だと決めてかかっておりましたのでとても不安になりました。夜間救急外来に行ってから翌日すぐに大学病院で診てもらった際には心臓が原因ではないし、薬もまだ必要ないよと言われほっとしていいのか半信半疑で帰ってきました。

 

さらに心配しだしたのは、2018年からです。けいがちょっとした体調不良、下痢や足をくじくなどで移動中や旅先で別の先生にかかる度に、心雑音についてさまざまなレベルで指摘されるようになりました。心雑音自体は2017年くらいからレベル1、2くらいで言われてきたのですが、ある先生には2ではなく3くらいに聞こえると言われ、他の先生には尋常じゃないレベル、と言われ私自身も本当に何もしなくてただ経過観察だけでいいのだろうか、とにわかに心配になってきました。

 

その頃親しくしている別の獣医師から、半年に一度経過を見てもいい時期だと進言され、半年をおかずに同じ大学病院に行って心臓の様子を診てもらっていました。僧帽弁閉鎖不全症の対処療法としての服薬は、早く始めた方がいいのかギリギリまで待つ方がいいのか、担当の教授はまだはっきりとした研究結果がないので私の判断に任せるよと言ってくれましたåので、教授と話し合って投薬する内容と時期を決めました。そして投薬を2019年5月から始めました。(詳しくは#33「愛犬が薬を飲みはじめるとき」に。)


(次回へ続きます)