#8 けいと一緒の飛行機移動 - 1

Originally posted on April 3, 2018, Kay, SaltLake City Airport 2014

こんにちは、みなさんお変わりありませんか?少しご無沙汰してしまいました。
おかげさまでほんの少し仕事が立て込んで国内でけいをつれて出張したり、お留守番をお願いして出張したり、などなどしておりました。気がつけば4月、桜を見ずに終わってしまいました。

 

さて、今回は、実際の今年の旅の準備についてお話したいと思います。
まずは、今度の旅の飛行機での移動のことを。

 

今回私はアメリカへデルタ航空で、けいと機内で一緒に渡航します。デルタ航空ではここ数年預け入れ手荷物での動物輸送を、日本発路線では事実上休止しており、機内持ち込みできるサイズのペットのみ対応しています。なぜデルタ?と言いますと、わたしは過去20年近く出張人生を送ってきましたので、そのご褒美(?)としてたーくさんマイレージをデルタで貯めることができましたので、勤め人を辞めて数年経ちますが、いつもありがたくマイレージで乗せていただいています。

 

マイレージで特典航空券を利用されたことがない方がいらっしゃるかもしれませんので、少しだけお話すると、飛行機に乗る度にその距離や航空券の価格(クラスや価格レンジクラスに応じて)自分のアカウントにどんどんマイレージがたまります。そしてこの持っているマイルを航空券に変えることができるのですね。何マイルでどこに行けるかや、マイルに有効期限があるかないか、などは航空会社によって違うのですが、私はアメリカ便はほぼデルタ航空のマイレージ、もしくはデルタのマイルを使えるスカイチームというグループの航空会社の路線を使っています。デルタ航空は、新しい路線や直行便など人気の路線は必要マイルが多く、逆に路線の本数が多かったり比較的古い機材で飛ばしている路線や同じ目的に行くのでも乗り継ぎが多かったりすると必要マイルが少なくなるように設定されています。(これは先にお話したように航空会社によって違います)犬と一緒に乗れるアメリカ便は他にもたくさんありますので、特にデルタにこだわらなくてもいいかなと思います。

 

今回も東京シアトル直行便をマイルで取ろうとしたところ、嗚呼、必要マイレージがお高い!なんでも新路線らしく新しい機材で素敵なフワフワのお座席だそうで・・・マイレージが少なくて済むLAX経由などの古い路線の乗継便を探しましたが、そうすると飛行機の機材が小さくなってしまうのです。例えば Delta航空の場合、LAやサンフランシスコ、ポートランドを経由してシアトルに入ると必要マイレージは少なくても済むのですが、シアトルに乗り入れている国内路線の機材が小さく、客室に持ち込めるクレートのサイズも大変小さくなってしまいます。乗りたかったポートランド発シアトル行きは、チワワさんや極小サイズのヨーキーさんなどだけが入れるサイズの高さで18cmくらいでした。

 

機内に持ち込めるキャリーのサイズを確認することは、フライトを決める上でとても大事です。飛行機の機材や座席のクラスによって変わります。「aircraft, incabin, size」などとgoogleで検索しますと、英語のサイトですが、機材一覧とサイズを載せているHPが多々でてきます。そのようなサイトを参考に、乗りたいフライトの機材を航空会社のHPを確認しながら経路を決定し、実際にフライトの予約を取るときに、電話で再度持ち込みサイズを確認します。

 

わんちゃんと一緒のフライトはHP上では予約できません。航空会社に電話して、まずは乗りたいフライトのわんちゃんの予約を先に取ることから始めます。航空会社はフライトごとに、貨物室、機内合わせて何匹の動物を入れられる、という頭数設定(厳密に言うとクレートの数、何檻)限定を設けています。大きな機材の場合でも4檻(おり)くらいの制限が普通ですので、まずはけいの席(?)の確保からです。乗れるとなったら、大急ぎで自分のフライトを取り、確定します。航空会社によっては、エコノミークラスしかペットと一緒に乗れないという設定の航空会社もありますので、お身体などの関係でビジネスクラス以上しか乗れない方は、ビジネス/ファーストでも客室内にペットを乗せてくれる航空会社を探して確保する必要があります。

 ペットの手荷物料金ですが、だいたい国際線ですと、片道US200250ドルくらいが普通のようです。アメリカ国内線でUS100150ドルくらいだった気がします。これはチケット予約時でなく、空港でチェックインの際に払います。

 

今回は、成田からポートランドへマイレージのチケットでけいと一緒に乗り、ポートランドからシアトルへは長距離列車、アムトラックで行くことにしました。アムトラックは以前は一切動物が乗れなかったのですが、最近ペットの持込が可能になり、晴れてけいとの初めてのアムトラックです! その後、シアトルニューヨーク間はデルタの直行便、再びニューヨークからプリンスエドワード島まではトロント経由で飛行機移動、そして帰りもPEIからトロント、トロントからミネアポリスで乗り継いで羽田に帰ります。フライトを確定させることが、旅のプランニングの中でも大仕事のひとつです。

 

最後に、先日米系の航空会社の機内で一緒に乗っていたわんちゃんが亡くなる事故がありました。機内に持ち込まれたフレンチブルドックの子犬を、座席下のスペースにバッグが入れられなかったので座席上部の荷室に入れるようCAさんから強行に指示され、飼主が荷室に入れたところ、到着時にはすでに亡くなっていたという痛ましい経緯だったと伝えられています。通常、動物と旅行の乗客は座席下に物が入る席をチェックインの際に指定されているはずですし、キャリーの大きさもチェックイン時に確認されています。そして客室に動物を持ってきている乗客はシートアサインメントのときにフラグが立っていますのでCAに情報が行っていないはずはありません。しかし、カバンの中身がペットだと知らなかったというCAさんの言い分も、荷室では呼吸できるかどうかを離陸間際で時間がなくスマホで確認できなかったという飼主さんの言い分も、すべては起こってしまった悲しい事実のまえでは何の意味もないのですね。飼主さんの悲痛な心の痛みは、想像することすら苦しく感じます。本当に本当にお気の毒で言葉もありません・・・
命のある家族を「手荷物として」一緒に旅行することの難しさ、準備の大切さ、いざという時にどれだけ優先順位を明確にできるかの重要性を、今一度思い起こさせられました。私はけいを守るためなら、安全が確認できないことには「強行に」言われても従いません。その場面で飛行機からまだ降りられたかどうかわかりませんが、私だったら即時に飛行機から降りるか、ドアが閉まっていた場合は大声で他の乗客の助けを求めたと思います。けいを守るためなら恥ずかしさもなんの躊躇もありません。フライト以外でも二人で旅行するときにいつも心のその優先順位を掲げているようにしています。
どうぞ、私のブログを読んでくださる方々、そして他の犬と一緒に旅をするすべての皆さんが、そんな恐ろしい目に合いませんように。フレブルのソフィアちゃんのご冥福を心よりお祈りします。

 

少し長くなってしまいましたので、けいが機内に乗り込む時の準備などはまた次回で!